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横浜市で歯周病治療に真摯に取り組み続けて22年の長島歯科クリニックは南区弘明寺町
2017-09-10

治療の流れが違う

他の歯科医院との最も大きな違いが、この治療の流れでしょう。
当センターでは、ひとりの患者さんに対し、診療時間を最低一時間取るようにしております。これはコミュニケーションを充分とり、リラックスして治療に臨んでいただきたいからです。
本当に自分にとって歯周病を治すには、何の治療が必要かが手に取るように納得し、理解できるようになります。

ステップ1 精密検査(Examination)

口全体の総合的な精密検査に基づく治療計画によってはじめて快適なお口の健康を、末長く得ることが可能になります。
また、この検査は私達医療者が一方的にあなたのお口の状態をたんたんと検査するのではなく、私達と一緒にあなたの現在の状態を把握して今まで悪化してきた原因を探求していきます。そのために3回(3時間)を使って精密な検査を進めていきます。

初回

1.口の中(口腔内)の写真撮影

口の中(口腔内)の写真撮影

2.上下歯型模型の作製(1組)

3.補綴物(つめ物や冠)の適合状態

4.歯の現状検査

1)歯周ポケットの測定検査

歯周ポケットの測定検査

2)歯の動揺度検査

歯の動揺度検査

3)歯肉からの出血度テスト

歯肉からの出血度テスト

4)垢の付着状況の検査(将来的な歯周病のリスク判定)

垢の付着状況の検査

歯科用レントゲン/顎関節レントゲン・セファロ(必要時)

歯科用レントゲン/顎関節レントゲン・セファロ

患者さんに2つのレントゲン写真の利点・欠点を説明している所私の第一選択は左のレントゲン写真(10枚法)です
従来型の右のレントゲン写真(パノラマ写真)と比べて初期の歯周病の状態も把握しやすいものです。

レントゲン撮影前に患者さんに2つのレントゲン写真の利点・欠点を説明している所で、説明後に患者さんの了解を頂いてからレントゲン写真を撮ります。

2回目

1.歯型模型をご一緒に見て
2.レントゲン写真をご一緒に見て
3.アゴの関節・咬み合わせの検査:咬み合わせの影響で歯を支えている歯ぐきや骨に悪影響を起こしているかを診る
4.口腔粘膜・リンパ節の検査(口腔癌の簡単なチェック)口腔内小旅行(お口の中を一緒に観察します)
5.治療についてご希望のお尋ね

3回目

検査結果を詳しく説明と原因の説明
治療予防計画の提案
治療にかかる時間、及び長期計画治療の説明

デンタル・ドックの流れ

【1】インタビュー・最小限歯科的知識についてお話

デンタル・ドックの流れ

【2】歯肉溝の測定レントゲン写真をご一緒にみながら共同診査

歯肉溝の測定レントゲン写真をご一緒にみながら共同診査

【3】お口の写真・ご自分の模型をじっくり見ましょう(歯ぐきの状態、詰め物や冠の具合や歯並びが非常に分かりやすい)

お口の写真

【4】咬合器による咬み合わせの観察(歯周病の悪化を助長している場合も見つかります)

咬合器による咬み合わせの観察

【5】顎の運動を調べる検査・顎を動かす(歯周病を悪化させているかどうか確認する)

顎の運動を調べる検査

【6】筋肉の検査(咬み合わせの不具合がアゴの筋肉に影響を及ぼしているかどうかを診ます。)をします。

筋肉の検査

ステップ2 歯周病治療プログラム(お口の健康を守るステップ)

このプログラムはただ歯を磨くことを練習するだけでなく、我々スタッフがあなたのお口に健康が戻り、その健康を生涯維持することができるように知識と情報を提供する大切なステップです。

治したのにまた悪くなり、また治す。その繰り返しの結果、歯の神経を失ったり、歯が欠けてしまったり、気が付くと歯を失っているのです。歯周病になっているということはあなたのお口の中が火事になっているのと同じになっているのです。

あなたは大工を呼び、家を建て直そうと思っていませんか?大工よりまず消防士。そう、歯周病という火を消すことが先決なのです!この治療が終了する頃には、健康に一歩近ずいたご自分のお口に気が付かれることでしょう。

【1回目】

【1】生活習慣の確認と糖質摂取状況の話

(歯周病はその方の生活習慣によって引き起こされる病気なので歯周病になりやすい生活をしているか質問する。また歯周病菌に影響を与える糖質の摂取状況を確認する)生活習慣の改善が必要な場合はその提示を行います。
【2】患者さんが現在行っているブラッシング用具と方法の確認とその理由の確認します。

【3】位相差顕微鏡を使って実際にお口のなかにいる細菌を観察していただきます

細菌を観察少量の歯垢(プラーク)から見られる細菌を見ていただき、この細菌を24時間以内にバラバラにすることがプラークコントロールであることをよく再確認していただきます。

そのために今できることを患者さんの決意とともに決めていく。

【4】歯垢をカラーテスター(赤染め)することの意義を認識してもらいます。

※まずは患者さんご自身で赤く染まったプラークを落とせるよう考えていただきながら磨いていただきます。
※次にもっと効果的、能率よく落とせる方法を担当衛生士からアドバイスさせていただきます。

【2回目】

【1】PCR(プラークコントロールレコード)をおこなっていきます

PCR※PCRが20%以下が歯周病の管理の第一目標なので一週間患者さん自身で行ってきた方法で何が足りなかったのかを患者さんと担当衛生士がともに考えていきます。

※歯垢(プラーク)は24時間で口の中(口腔内)の細菌が固まって形成されるので患者さんの自己責任が歯周病を治すかどうかにかかっています。

自宅でのケアが大事なのです。歯石を定期的に取っていれば歯周病は防ぐことはできないのです。あくまでも患者さんが主体で歯周病は治していくものなのです。わかりやすく言いますと右の図のようになります。

※上記のことを踏まえながら前回、またはご自宅での状態と比較していただきどうであるかをご一緒に見てみましょう。

【2】バス法

一週間歯垢を赤く染めていただきますと、患者さん自身にもどこに歯垢がよく付くことが分かってきます。(歯と歯ぐきの間や歯と歯の間)そこで効果的な歯垢の除去方法としてバス法やデンタルフロスの仕方を指導していきます。

バス法やデンタルフロスの仕方を指導

【3】デンタルフロスの使い方をお話していきます(前歯を中心に行います)

※フロスの目的、効果的な使い方をここで詳しくご説明いたします。
※サークル法で行います。これがフロスを楽に隅々まで行って行ける秘訣です。
※その方のペースでかまいませんので、あせらずゆっくり行っていきましょう。
※このデンタルフロスがみなさんの歯や歯ぐきを救うといっても過言でありません。

デンタルフロスの使い方をお話

【3回目】

【1】PCRのスコア(20%以下が現在の患者さんの目標)をつけます

※フロスを使っていただいたところはどう変化しているかよく観察していただきます。

【2】バス法のチェックをいたします

※苦手としていたところは、できるようになったでしょうか?ご不明な点は何なりとお申し付けください。

バス法のチェック

【3】デンタルフロスの練習(臼歯を中心に行います)

まず、前回行った前歯の復習をいたしましょう。
※前歯が大丈夫そうでしたら、臼歯部をしていきましょう。
※もし、大変できにくそうであれば次回に。または患者さんによっては補助道具(ウルトラフロス、歯間ブラシetc)の方に変えさせていただく場合もあります。

デンタルフロスの練習

【4】歯肉がしまってきますと歯石が見えてくることがあります

歯石でフロスが入らなかったり、ひっかかり動かない場合、その部位のみをスケーリング(グロススケーリング)を行います。

歯肉がしまってくると、、、

【5】サリバテストの結果報告をご報告いたします

※ミュウタンス菌、ラクトバチラス菌はお口の中でどのくらいの勢力を占めていたのでしょうか。

【4回目】

デンタルフロス習慣となってきましたでしょうか?

【1】赤染めしてPCRのスコアをつけます

※染色状態に変化は見られてきていますでしょうか?
※また、歯肉の発赤、腫脹などに変化がでてきていますでしょうか?よく観察してみましょう。

【2】バス法の確認をさせていただきます

※強さ・角度・ブラシの先の当たっている範囲を確認してみましょう。

【3】続いてデンタルフロス(ウルトラフロス、歯間ブラシ)も確認していきましょう

※奥は見えにくいので、主に音でうまくいっているかどうか判断していきましょう。

【4】その他の補助的道具が必要と思われる方には衛生士のほうで道具を選んでご紹介していきます

※特にブリッジや部分入れ歯をしていらっしゃる方には補助的道具が必要な場合が多いようです。

歯がえぐれている

【5】2度目の口腔内写真をお撮りします

2度目の口腔内写真

【6】歯肉の状態をはんていするために溝を1本の歯で6箇所測定していきます

※歯周ポケット数値(3ミリ以下が望ましい)、出血状態は検査時と比較しどれぐらいの変化が出たのでしょうか?結果は次回お知らせします。お楽しみに・・・

歯周ポケット数値

【5回目】

【1】赤染めしてPCRのスコアの記録をおこないます

※1回目と比較し%はどこまで少なくなったでしょうか?

【2】安全域である20%以下になっていればいいのですがもし残っていれば何が原因なのか患者さんとともに担当衛生士が判断します。

【3】予防プログラムの目的を確認

  1. 「自分の歯や歯ぐきは自分で守るもの」ということの意識改革が患者さんの中にきちんと芽生えているか確認します。
  2. この頃になるとPCRスコア(歯垢のつき具合の指標)の低下と歯ぐきの腫れ・出血の改善、口臭の消失が起きてきているとおもいます。このような患者さんにでできるはずの口の中の衛生環境の確立が順調に起ってきていることが大事です。
  3. どこが患者さん自身の歯垢の管理(セルフケアといいます)で改善されたのかを提示したり、またどこがこの予防プログラムだけでは改善できないのかを明確にしていきます。
    5回目頃の患者さんからは下記ような感想が多く寄せられます。

1)ブラシを歯ぐきに当てても痛くない。
2)歯がグラつきが収まりしっかりしてきた。
3)もっと早く正しいブラッシングを知りたかった。
4)デンタルフロスを毎日しないと歯を磨いた気がしない。
5)相手の口や歯に目が行くようになり、関心をもつようになった。
6)デンタルフロスをして自分の口の中の詰め物の状態がよくわかった。

【4】プラークコントロールの最後の確認を行います

※バス法、デンタルフロス、その他の道具は、使うのが当たり前になったでしょうか?毎日同じリズムでできるようになったら終了です。

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